NEW! 2026.10.17
【愛媛編】もしも、斉明天皇が“癒し”で国を治めようとしたなら
飛鳥時代の女帝・斉明天皇は、
度重なる戦や重い労働で人々の心が冷えていくのを見て、
「力だけでは国は動かない」と考える。
伊予・道後の湯(現在の愛媛県・道後温泉)をお忍びで訪れ、
湯が人をいたわり、心を和らげる力をもっていることを知る。
国内のみならず国外にも戦の火種を抱え、臣下たちは軍備を急かすが、
斉明天皇は「癒しも統治の力」として、湯を開き施療を試し、
人の心を癒すことで冷えた民の心を救おうとする――という“もしも”の物語。
実際の歴史では、大化の改新の只中にあり、
律令制に反発する豪族たちの不満が火種となり争いが絶えなかった時代。
百済滅亡へのカウントダウンも始まっていた。
軍事と威信が政治の中心で、「癒しの政治」が主流になることは難しかった。
だからこそ、本作は史実に基づきつつも、可能性を探るフィクションとして描く。
