NEW! 2025.10.21

【静岡篇】もしも、今川義元が蹴鞠で天下を統一していたら

1560年、尾張国桶狭間。
兵力差で圧倒的に不利な織田軍だったが、今まさに今川軍に攻め入ろうとしていた。
一方その頃、今川義元は夢を見ていた。
5年前に亡くなった今川家の軍師、太原雪斎の夢である。
「戦のない平らかな世で存分に蹴鞠をしたい。」と語る義元に、太原雪斎は「そのような世に、いたしましょう。」と返すのだった。
織田軍の奇襲、桶狭間の激闘が幕を開けた。敵の刃が迫る。
今川義元、絶体絶命の瞬間、どこからともなく飛来してきたものは…!
世に言う「桶狭間の戦い」に、矢でも鉄砲でもなく蹴鞠が飛んで来たとしたら、どうなっていただろう。