【愛知編】もしも、近藤 勇が武士だったら~池田屋事件~ 山崎烝から尊王攘夷派の過激志士たちが京の町に火を放ち、主君松平容保の暗殺を企てているという報告を受け、 土方、沖田、永倉、藤堂のわずか5名で池田屋に集結していた過激分子たちに斬りこむ。…
続き【兵庫編】もしも、源 義経が母親の秘密を知ったら 兄である源頼朝から追われる身となった源義経は、その誰からも愛されない人生を嘆いていた。 そんな義経を見かねた弁慶は、彼の母親の秘密について話し始める。 果たして、源義経は本当に愛されていなか…
続き【静岡篇】もしも、源氏物語が利用されていたら 藤原彰子は8つ年上の一条天皇に淡い恋心を抱きつつ、藤原道長・伊周の劣悪な関係に心を悩ませていた。 見かねた紫式部は、自らの小説を使って彼女の悩みを解決しようとする。
続きもしも、『更級日記』の作者が『源氏物語』の夢小説家だったら 幼いころから物語が大好きで、『源氏物語』を読んでは空想にふける少女・菅原孝標女（末子）。 彼女は将来、光源氏のようなイケメン男性と結ばれると思い込んでいた。 しかし、現実はそう甘く…
続きもしも、メロスがクズだったら 「メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。」 この有名な一節から始まる、太宰治の短編小説『走れメロス』。 しかし、この元となった太宰自身の物語は、『走れメロス』とは似ても似つかぬ…
続きもしも、鎌倉幕府に9本足の馬がいたら 鎌倉時代初期に成立した歴史書『吾妻鏡』によると、1193年7月24日とある御家人が9本足の馬を源頼朝に献上した。頼朝は驚き、幕府で飼うか迷うも陸奥国に放してくるよう命じたという。この馬を献上した御家人は…
続き【神奈川編】バンクーバー朝日軍～カナダで生まれた伝説のサムライ野球（完結編） 1926年、ついにカナダ西海岸アマチュアリーグ最高峰であったターミナルリーグを制した朝日軍は、エースピッチャーであったテディ・フルモトの退団後も快進撃を続けていた…
続き【北海道編】もしも、近藤 勇が武士だったら~新選組結成~ 芹沢鴨亡き後の新選組局長である近藤勇は多摩の農家宮川家の出身であった。 武家出身ではないゆえに、人一倍武士であることにこだわりつづける。 近藤が習得した天然理心流は、「肉を切らせて骨…
続き【岡山編】もしも、応天門の変で取り調べをしていたら 866年、3月10日夜半、平安京の内裏裏正面にあった応天門(おうてんもん)が何者かによって放火された。 大納言である伴善男はかねてより親しい間柄だった右大臣藤原良相に「放火犯は左大臣 源信…
続き【福岡編】もしも、近藤 勇が武士だったら~最後の武士~ 思想の違いから袂をわかった伊東が近藤を暗殺しようとしているという情報を聞きつけ、 伊東の本心を確かめようと伊東を妾宅に呼び、お互い腹をわって本心を話し合う中で、 思想は違えどお互い国を…
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