【愛知編】もしも、あの自動車メーカーの設立にある人物との友情が関わっていたら
現在、日本を代表する自動車メーカーの一つであるトヨタ自動車。
その創業者が明治・大正期の発明家として有名な豊田佐吉(とよださきち)の長男として生まれた技術者、豊田喜一郎(とよだきいちろう)である。
トヨタ自動車は、父佐吉が起こした「豊田自動織機製作所(とよだじどうしょっきせいさくじょ)」の自動車部門として産声をあげたが、その道のりは決して平坦なものではなかった・・・
もしも、トヨタ自動車の誕生にあの有名自動車企業の創業者との深い友情があったとしたら・・・
本話はいつもの「新ニッポンヒストリー」とは一味ちがった日本自動車産業の発展に熱い想いをこめた男たちの、ひょっとしたらありえたかもしれない物語である。