もしも、卑弥呼がカリスマ毒舌占い師だったら

時は弥生時代後期の3世紀中頃。当時の日本は小さなクニ同士が争いを繰り広げていた。その中で、邪馬台国と呼ばれるクニが周囲の国々をまとめて、その勢力を拡大していた。その邪馬台国のトップに君臨していたのが卑弥呼という女王である。彼女は、古代中国の史書「魏志倭人伝」によると、動物の骨を焼きその割れ目を見て吉凶を占う巫女であり、そのカリスマ性によって人心をまとめ、政治は弟の補佐によって行われていたという。もしも、卑弥呼が同じカリスマでも、カリスマ毒舌占い師であったら、現代の日本はどのように変わっていただろうか。