【神奈川編】もしも、源氏と平家がタッグを組んでいたら

1186年8月、鎌倉を訪れていた西行は、ときの権力者源頼朝から招かれ和歌や弓馬の道について語る。
西行の博識に感服した頼朝は、礼として西行に銀製の猫の置物を与える。
しかし、西行はもらった銀の猫を未練なく頼朝の屋敷外で遊んでいた子供たちにくれてやるのだった。
西行はふとこの鎌倉の将来に漠然とした不安を覚え、子供たちにこれまで自分が見聞きした源平合戦の話を語り始めるのであった・・