もしも、西南戦争が起きなかったら
明治維新後、異国に負けない強い国づくりのために富国強兵政策に舵を切った新政府軍。
しかし、それは一筋縄ではいかなかった・・・大久保利通の盟友であった西郷隆盛は、朝鮮への使節派遣に対する意見の食い違いから下野し、故郷の薩摩に戻ってしまう。そこから、士族による最後の内乱である、「西南戦争」が始まってしまうのであった。
西郷は戦の最中で命を落とし、大久保もその翌年、暗殺者の凶刃に倒れる。
もしも、この二人が対立することなく一致協力して武士たちに優しい政治を行っていたとしたら・・・その後の日本の歴史はどう変わっていたであろうか。